人材不足をシステムの導入効果・メリットで解消

お悩み解決コラム

2022年のIT戦略やトレンドに注目する

2021.12.23

◆2021年のITの動向を振り返る

「DX(デジタルトランスフォーメーション) 」「5G」「AI」「IoT」
様々なITに関わる技術やサービスが注目されてきましたが、2022年に企業が注目すべきIT戦略や動向について探ってみましょう。
2021年、企業はIT活用の重要性を大きく感じた1年になったのではないでしょうか。コロナ禍の経験から、IT化やデジタル化の波が加速しました。DXの推進が掲げられ、内製化へ舵を切る大企業や、とにかく生産性を向上させるためにシステム導入に踏み切る中小企業など、各社の動向が顕著にみられたのではないでしょうか。今後ますます多くのIT技術が社会に普及し、市場規模は拡大することが推測されています。IT技術を活用することで人材不足解消などの期待が大きいスマート農業や、教育分野ではITを活用したeラーニングなどの新しい学習方法が注目を集めています。企業のIT戦略が経営を左右するといっても過言ではないかもしれません。

 

◆2022年のIT戦略やトレンドを読み取る

米Gartnerは、2022年のテクノロジーのトレンド予測を発表しています。すぐに企業の身近になる技術やサービスというものではないかもしれませんが、将来的に見ると企業の成長や革新のために大きな役割を担うであろうテクノロジーを予測しています。

【2022 戦略的テクノロジーのトップトレンド】
・ジェネレーティブAI
・オートミック・システム
・トータル・エクスペリエンス
・分散型エンタープライ
・AIエンジニアリング
・ハイパーオートメーション
・意思決定のインテリジェンス
・コンポーザブル・アプリケーション
・クラウド・ネイティブ・プラットフォーム
・プライバシー強化コンピュテーション
・サイバーセキュリティ・メッシュ
・データ・ファブリック

上記の中には前年から予測に登場しているものもありますが、例えばジェネレーティブAIは、2022年の予測から初めて加わったトレンド予測です。対象のコンテンツについてデータからAIが学習し、まったく新しいアウトプットを生み出す機械学習手法を指します。現時点でのAIは、あらゆる課題に対応できる汎用的な対応の実現には至っていないのが実情ですが、ジェネレーティブAIが実現すれば、人間の認識能力や感情を超えた、革新的なアウトプットが得られる可能性があります。ソフトウェアのコード作成にジェネレーティブAIが使われる可能性があるともいわれています。
分散型エンタープライズも2022年から初めて加わったもので、リモートワークを導入している企業から見るとかなり嬉しい予測です。リモートワークが身近になり、オフィスでの勤務+自宅での勤務等、業種によっては働く場所を問わずに仕事ができるようになりましたが、様々な拠点に人材を配置することの利点が生かせる企業は、スピーディに売上拡大が実現する予測と説明しています。
2022年のIT戦略のトレンド予測を見て、将来的なIT投資や自社に必要となりえる技術やサービス・見通しを今から確認しておくと良いかもしれません。

 

◆IT活用やシステム開発についてご相談ください!

エイ・エヌ・エスは、オーダーメイドの基幹システム開発を主軸に、創業以来30年以上、多くのシステム関連サービスを提供しております。オーダーメイドのシステム開発や既存システムの再構築を主軸に事業を展開し、システム開発と合わせてインフラ管理・提案も行っています。また、ブラックボックス化したシステムの保守引継ぎや生産性向上・業務効率化のためのデザイン刷新、アプリ開発など、新しいビジネス展開のご支援やIT化やDX推進のための一歩を支援しています。
まずは検討段階、情報収集においても、お気軽にご連絡・お問合せください。

・IT-Trust (オーダーメイドのシステム導入で企業のDX推進を支援)
https://www.ans-net.co.jp/

・Innovation Design Labo (IT活用で企業の業務改革をデザインし、支援する)
https://innovation-design-lab.com/

・保守引継ぎサービス(最短1ヶ月でシステム保守の引継ぎが可能)
https://ans-net.co.jp/lp/maintenance/

関連記事
  • 基幹システムの再構築が必要な理由

    基幹システムの再構築が必要な理由

    ◆基幹システムの再構築にある背景 “2025年の壁”を目前に、基幹システムの再構築について着手し始めている企業も多いのではないでしょうか。システムの再構築を検討するタイミングとしては、利用している基幹システムの老朽化や時 …
  • IT需要拡大とIT人材不足の背景

    IT需要拡大とIT人材不足の背景

    ◆なぜIT人材が不足する? 企業がDXの推進を求められている今、IT業界の市場は拡大しています。そんな中で必要となるIT人材。昨今ではIT人材の不足が急加速しており、経済産業省は2030年には最大で79万人のIT人材が不 …
  • 【業務システム】現場担当者と経営者が求めるものの違いとは?

    【業務システム】現場担当者と経営者が求めるものの違いとは?

    ◆現場担当者が求めるシステムとは? 新たにシステム開発を検討する際、企業は何を軸にプロジェクトをすすめるべきなのでしょう。 システム開発のプロジェクトは、実際にシステムを使うことになる現場担当者の協力は必要不可欠です。い …
  • 【中小企業様向け】はじめてのシステム導入 ポイント

    【中小企業様向け】はじめてのシステム導入 ポイント

    ◆システム導入前に考えておくべこととは? DXの推進、2025年の崖、インボイス制度や電子帳簿保存法の対応など、ビジネスにITは必要不可欠となっています。 中小企業のシステム導入が加速している中、業務システムの導入を検討 …
  • システム導入の失敗とは?

    システム導入の失敗とは?

    ◆システム導入で失敗する原因は? 大きな目的として業務効率化のために導入するシステム。しかし、残念ながらシステム導入に失敗してしまう企業もあります。どのシステムにおいても、コストをかけて導入を決めるわけですから、慎重に導 …
  • 企業のIT課題解決の考え方

    企業のIT課題解決の考え方

    ◆企業が抱える課題は自社で解決できるのか? IT導入の必要性は認識していても、実際にどこから検討をはじめればよいか分からないといった悩みを多く耳にします。 “現場から課題の声は上がるが、どのように解決すべきか分からない” …
  • システム導入のスケジュールについて

    システム導入のスケジュールについて

    ◆システム導入までに想定しておくべきスケジュール スクラッチ型のシステム導入を検討する時、導入までのスケジュールを立てておく必要があると思います。しかし、一般的に導入までにどのくらいの期間が必要なのか分からず、予定が立て …
  • システム開発の失敗、その原因は?

    システム開発の失敗、その原因は?

    ◆システム開発でよくある失敗とは? IT活用が一般的になり、各企業はシステムによって生産性向上や業務効率化を実現させようとしています。しかし、多額のシステム開発費用を投資しても、システム開発の失敗は往々にして起こり得ます …
  • システム開発の上流工程について

    システム開発の上流工程について

    ◆上流工程について知る システムは、要件定義や設計、開発、テスト等、各工程を経て作り上げられます。その中で主に要件定義と設計に関する“上流工程”と言われる工程についてみていきます。 日本ではよく、「ウォーターフォール型」 …
  • Visual Basic 6.0(VB6)のシステム移行が必要な理由

    Visual Basic 6.0(VB6)のシステム移行が必要な理由

    ◆Visual Basic 6.0(VB6.0)のシステム 現在でも、VB6.0で開発された業務システムを利用している企業は多いのではないでしょうか。メンテナンスや機能改修を加えて利用し続けているというケースも少なくない …

CONTACT US

まずは 現在お考えの
“デキたらいいな” をご相談ください。
経験豊富なプロジェクトマネージャーが
回答します。
お電話でのお申し込み・ご相談は今すぐ!
受付:9:00~18:00(土日・祝日除く)

本ウェブサイト内において、アクセス状況などの統計情報を取得する目的、広告効果測定の目的で、当社もしくは第三者によるクッキーを使用することがあります。
なお、お客様が個人情報を入力しない限り、お客様ご自身を識別することはできず、匿名性は維持されます。
また、お客様がクッキーの活用を望まれない場合は、ご使用のWebブラウザでクッキーの受け入れを拒否する設定をすることが可能です。

Copyright © A.N.S corp. All Rights Reserved.

TOP