UI/UX UI/UX
UI/UXデザインを業務システムに取り入れる
ユーザーがシステムで見ているもの、操作している対象は「データ」です。 デザインの対象はデータであり、データをデザインすることで使い心地を追求した業務システムを構築します。データベースに格納されているローデータ(=素の明細情報)を利用するユーザーのニーズに合わせて、的確に、見やすく、必要なデータをデザインして見せるかが重要になります。
私たちにできること
「ユーザー主体設計志向」で “使い心地の良い” 最高の業務系システムを構築します。 エイ・エヌ・エスは、ユーザー主体設計(User Centered design)をベースにUI(User Interface)/UX(User Experience)の技術を習得し、ユーザーの利用目的、ニーズに沿った設計志向で要件定義、設計に取り組んでいます。
- ユーザー主体設計
-
ユーザー主体設計は、製品やサービスを提供する際に、ユーザーの視点からアプローチし、ユーザーが何を求めているのかを理解し、本質的なニーズを満たすことを目指すアプローチです。このアプローチはUX(ユーザーエクスペリエンス)と密接に関連しており、ユーザーが望むものを検証しながら製品やサービスを開発することで、ユーザーが使いづらい製品やサービスを作らないようにします。
- UI / UX
-
UI(ユーザーインターフェース)
ソフトウェア、システム、または機器などとユーザーとの情報のやりとりを可能にする仕組みを指します。ソフトウェアやシステムにおいては、画面上に表示されるデザインやフォントなどを含み、機器に関してはその外観や操作インターフェースなどを指します。UX(ユーザーエクスペリエンス)
ユーザーが特定のサービスや製品を使用する際に得る経験全般や満足度などを包括的に指します。個々の機能や使いやすさだけでなく、ユーザーが本当に望むことを楽しく、心地よく実現できるかどうかに焦点を当てた概念です。UXはユーザーが製品やサービスを使う過程全体に関連し、ユーザーの感情、行動、および全体的な満足度に影響を与えます。
ユーザーニーズ遷移をデザインする
エイ・エヌ・エスのシステム構築において、お客様の業務に関するユーザーニーズを洗い出し、それをシステムに反映するために、2つのポイントに焦点を当てて設計を行います。
ユーザーの視点に立ち、ユーザーの気持ちや立場を考慮しながら、お客様と協力して一連のユーザーニーズの進化を整理し、設計を行います。このアプローチは、”システム主体設計志向”から”ユーザー主体設計志向”に方針を転換し、使いやすく、優れたシステムの構築を実現します。
- 知りたい情報だけを
即座に見せる - 次のニーズを
先読みした設計
上記を満たしたシステムを構築するためには、
以下の点を考える必要があります。
- 全体掌握の目的は何か
- どんなデータ、
サマリーを見たいのか - データを確認した後
どの詳細機能で
対処したいのか - 詳細機能の中において、
処理目的は何か
現場見学など、
実際の現状運用を観察した情報
業務システムUI/UX改善事例
エイ・エヌ・エスのシステム構築において、お客様の業務に関するユーザーニーズを洗い出し、それをシステムに反映するために、2つのポイントに焦点を当てて設計を行います。ユーザーの視点に立ち、ユーザーの気持ちや立場を考慮しながら、お客様と協力して一連のユーザーニーズの進化を整理し、設計を行います。このアプローチは、”システム主体設計志向”から”ユーザー主体設計志向”に方針を転換し、使いやすく、優れたシステムの構築を実現します。
-
共通のメニュー画面から、
ユーザー毎のメニュー画面へBefore
自分には必要のない機能の中からボタンを選択し、各機能に入って要件を確認するような画面
After
エイ・エヌ・エスのシステムでは、ダッシュボードを採用し、ユーザー毎に見たい情報を表示。 必要な情報だけを見せることで使い心地の良さを実現。
-
必要な情報だけを提供する詳細画面
Before
自分には必要のない機能の中からボタンを選択し、各機能に入って要件を確認するような画面
After
エイ・エヌ・エスの詳細機能では、処理の目的や対処法を確認し、運用しやすい遷移を検討する等、ユーザーのニーズを先読みした設計に。
モックアップアプローチによる効率的なシステム開発
エイ・エヌ・エスのシステム開発プロセスでは、要件定義の段階から動作可能なモックアップを提供することにより、プロジェクトの早い段階から実際にシステムがどのように動作するかを確認することができます。
エイ・エヌ・エスのシステム開発プロセス
システムがどのように動作できるかの
「見える化」によって、
誤解やコミュニケーションの不明確さを
排除し、進行中の作業における
手戻りや漏れを効果的に防止できます。
モックアップの作成とは?
要件定義の段階で実際に操作感を確認できるモックアップを作成します。
開発・導入前にシステムのデザイン、操作感を画面上で確認できるため、認識の相違なく、システム導入を進めることができます。
- 定期的なお打合せ
-
目的
・認識の相違がないかを確認
・改良・改善点の共有 - モックアップ画面を作成
-
目的
・デザインの確認
・操作感の確認
モックアップ作成のポイント
要件定義の段階で実際に操作感を確認できるモックアップを作成します。
開発・導入前にシステムのデザイン、操作感を画面上で確認できるため、認識の相違なく、システム導入を進めることができます。
- 関連業務の特性と全体像を掴み
効率と使いやすさを両立させる - 業務システムの画面設計では、業務内容やプロセスを正確に理解しないと、適切なデザインが難しくなり、非効率や機能の誤った使用が発生する可能性があります。私たちは業務を徹底的に理解し、プロセスを可視化し、現行システムを操作して深めた上で、業務システムの画面設計に取り組みます。 デザインにおいては見た目だけでなく、業務効率化を重視し、最終的にはお客様の経営課題を解決することを目指しています。
- 複雑な機能を持つ業務システムに
体験の一貫性を持たせる - 多機能な業務システムでは、複雑な機能ナビゲーションがユーザーにとって操作を難しくし、潜在的な機能見落としが起こります。これを解決するために、プロジェクト初期に業務に合わせた画面遷移と機能配置のガイドラインを策定し、システム全体で一貫性を確保します。これらのガイドラインは文書化され、将来の改善や拡張にも適用可能です。
- 利用者視点からの業務システム設計
- 開発者主導の業務システム設計では、時に利用者の視点が欠如し、結果として業務効率が低下することがあります。そこで、私たちはユーザーの視点を重視し、詳細なヒアリングやユーザーテスト、インタビューなどを通じて、ユーザーが直面する課題や頻繁に行う業務に焦点を当てます。このアプローチにより、ユーザーの実際の体験や心理に基づいてUIを設計し、ユーザーのニーズを正確に把握し、システムの使いやすさと効率性を向上させることができます。
システム開発事例
-
みらいコンサルティンググループ
システム開発の経験がない当社とともに人事評価システムを開発いただき、スケジュール...
- 業界:仕業
- #フルオーダーシステム開発
-
データ分析の効率化を実現する基幹システム導入
・Excel業務をシステム化したことによって、管理コストの大幅削減を実現し、本業...
- 業界:食品業
- #アプリ開発
- #フルオーダーシステム開発
-
自社の付加価値を最大化するために必要不可欠なシステムです
幾度もの、自社の戦略転換、直近ではポジショニング戦略の転換によるシステム開発要求...
- 業界:リユース業
- #アプリ開発
- #フルオーダーシステム開発
-
業務作業の効率化・データの一元管理を実現
・見積スピードがアップした。 ・案件別売上粗利一覧を都度確認することが可能になっ...
- 業界:警備業
- #フルオーダーシステム開発
-
自社独自のシステム導入で業務効率化を実現
システム処理のスピード感、要件を確実に汲み取っていただける提案力を課題としており...
- 業界:イベント業
- #フルオーダーシステム開発
-
データの一元管理が可能になり、情報の「見える化」が実現
一番効果を実感しているのは、データが安定していることです。エクセルのデータは非常...
- 業界:不動産業
- #フルオーダーシステム開発
UI/UXに関するコラム
-
モックアップがシステム開発成功のカギを握る?
WEBサイトやシステム開発を行う際に重要となるモックアップ。モックアップを作成するにはそれなりに時間と手間がかかりますが、モックアップがあるのとないのとでは仕上がりの満足度に大きな差が出ます。今回はモックアップの説明に加 […...
-
システム開発の品質を高める考え方
◆質の高いシステムの考え方 システムやアプリ開発から見る品質の良さというと、多機能であることや優れたUIであることなどを想定されると思います。もちろん、機能が充実していて使いやすいUI画面であることは高品質であるといえま […...
-
システムの品質について考える
◆品質の基準とはなにか 日本で生産している精密機器部品、自動車、家電製品、衣服など、世界的に日本製のモノは“品質が良い”という認識が強く、日本は緻密で丁寧に仕事をする国民性であるといったメージが浸透しているのではないでし […...
-
基幹システムにおけるUIUXデザイン
◆業務システムにUIUXデザインを追求する時代へ 近年、IT分野の技術革新に伴い、基幹システムに対しても利用品質が追求できる時代です。システムの機能面において高度な技術を実装したとしても、使い […...