業務システム開発でよく使う言語と特性
2021.12.01
◆プログラミング言語とは
システムやアプリは、プログラムを組んで構築されています。プログラミングに用いるプログラミング言語とは、人がコンピューターに伝えたいことを指示するためのコンピューター専用の言語です。このプログラミング言語によって、様々なシステムやアプリが作られていますが、プログラミング言語にも、例えば日本語や英語、フランス語のように様々な種類があります。大抵のプログラミング言語は英語用いて成り立っており、間違いがあるとエラーとなり、プログラムが正常に動作しない原因となります。
また、よく耳にする“ソース”や“コード”とは、ソースコード、ソースプログラムの略称で各言語の文法に沿って書かれたファイルを指しており、ソースコード上には、作りたいプログラムの具体的な動作が記述されています。
◆プログラミング言語の種類
上述したように、プログラミング言語には様々な種類がありますが、言語によってそれぞれ特性があります。業務システムに用いられるもの、アプリ開発に用いられるものと様々あり、開発するサービスの特性や運用方法に応じて言語を選択していくことがベストです。その中でも、業務システムの開発でよく使われる言語の種類を挙げてみましょう。
■PHP
Web開発によく使われるプログラミング言語です。サーバサイドスクリプト言語であるため、ブラウザ上ではなくサーバー側でプログラムが実行されます。そのためデータベースとの連携も可能で、MySQLなどの操作が比較的簡単に実施できます。
■Java
特徴は「JVM(Java Virtual Machine:Java仮想マシン)」で動いていることで、OSに依存せず、Mac、Windows、Linux、どのような環境でも使用できるように作られています。システム開発やアプリ開発と、さまざまな開発に利用されています。
■VB.NET
Visual Basic(VB)はMicrosoftが開発したプログラミング言語です。Windowsとの親和性が高いため、Windows上で動かす業務システムでは需要があります。またエンジニア初心者の方にとっても最初に取り組みやすいプログラミング言語として知られています。
■Ruby
日本人が作成した日本製の言語です。文法が分かりやすくシンプルなコードが書けることから日本での人気が高いですが、海外での評価も高くなっています。特にWeb開発を得意分野としており、サーバー側での処理に使うことが多くあります。
■COBOL
1959年に事務処理用に開発された古くからあるプログラミング言語です。特定の金融機関や政府機関においては、COBOLで開発された基幹系システムを今でも現役で稼働しているところもあります。
上記以外にもまだまだ多くのプログラミング言語は存在します。
PCやWeb上で動作する業務システムは、様々な言語によって構築されています。開発言語によって、メリット・デメリットは異なるため、最適な言語で構築できるように確認しましょう。
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