Column お悩み解決コラム

サービスに関するご相談は
こちらのフォームより受け付けております。

システム開発・保守・運用とは?SEの業務内容とそれぞれの違いを解説

システム開発・保守・運用とは?SEの業務内容とそれぞれの違いを解説

公開日:2021年12月8日 更新日:2026年8月12日

 

システムやアプリなど、さまざまなITサービスの開発に携わるSE(システムエンジニア)。「SE=プログラミングをする人」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際の業務内容はプログラミングだけではありません。

システム開発では、顧客の要望や業務上の課題を整理する要件定義から、設計、開発、テスト、導入までさまざまな工程があります。また、システムは完成して本番稼働すれば終わりではなく、安定して利用し続けるためには、不具合への対応や機能の改善、稼働状況の監視、セキュリティ対策など、継続的な保守・運用も必要です。

そのため、SEの仕事内容を理解するうえでは、「開発」だけを見るのではなく、「保守」「運用」まで含めて、それぞれどのような役割を担っているのかを知ることが大切です。

また、企業がシステムを導入・利用する立場から見ても、開発・保守・運用の違いを理解しておくことには意味があります。例えば、新しいシステムを開発会社へ依頼する際には、開発後の保守を誰が担当するのか、障害が発生した場合にどこまで対応してもらえるのか、日常的な運用を自社と外部のどちらが担うのかといった点も考えておく必要があります。

 

本記事では、SE(システムエンジニア)の基本的な役割をはじめ、システムの「開発」「保守」「運用」で行われる具体的な業務とそれぞれの違いを解説します。さらに、SEに求められるスキルや、システムを長期的に活用するために保守・運用が重要な理由、企業が保守・運用体制を整える際のポイントまで紹介します。

システム開発を検討している方はもちろん、現在利用しているシステムの保守・運用体制を見直したい方も、ぜひ参考にしてください。

 

 

目次

1.SE(システムエンジニア)とは?仕事内容と役割を理解しよう
-SEの基本的な役割
-SEとプログラマー(PG)の違い
-SEが担当する「開発・保守・運用」の全体像

2.システム開発におけるSEの仕事内容
-要件定義:顧客の要望や業務課題を整理する
-設計:要件をシステムの仕様へ落とし込む
-開発・プログラミング:設計したシステムを形にする
-テスト・導入:品質を確認して本番稼働へつなげる
-プロジェクト管理と顧客とのコミュニケーション

3.システム保守におけるSEの仕事内容
-障害発生時の原因調査・復旧対応
-不具合修正とシステムのアップデート
-OS・ミドルウェア・外部サービスの変更への対応
-機能追加・改修によるシステムの継続的な改善

4.システム運用におけるSEの仕事内容
-システムの監視と日常的な運用管理
-サーバー・ネットワーク・クラウド環境の管理
-バックアップとデータ管理
-セキュリティ対策と障害への備え

5.開発・保守・運用の違いを分かりやすく比較
-開発・保守・運用は「目的」が異なる
-担当する業務と必要なスキルの違い
-開発から保守・運用まで連携することが重要な理由
-開発会社へ依頼するときは「どこまで対応してもらえるか」を確認する

6.開発・保守・運用を担うSEに求められるスキル
-技術力だけでなく業務を理解する力
-コミュニケーション能力と調整力
-問題の原因を切り分ける力
-将来の運用・保守まで考えた設計力

7.システムは開発後の保守・運用体制まで考えることが重要
-「誰が保守するのか」を開発段階から決めておく
-担当者しか分からない「属人化」に注意する
-保守されていないシステムを使い続けるリスク
-システムのライフサイクル全体で考える

8.システムの保守・運用を外部へ依頼する際のポイント
-対応範囲を明確にする
-障害時の連絡・対応体制を確認する
-ドキュメントやシステム情報が残っているか確認する
-開発だけでなく保守・運用まで相談できるか確認する

9.システム開発・保守・運用は内製と外注のどちらがよい?
-内製するメリット
-内製する場合の注意点
-外部のシステム会社へ依頼するメリット
-内製と外注を組み合わせる方法もある

10.システム開発・保守・運用をSEへ相談するときに整理しておきたいこと
-システム開発では「目的」と「現在の課題」を整理する
-保守の相談では現在分かっているシステム情報を整理する
-運用では障害時の対応やデータ保護について確認する
-分からないことも含めて相談する

11.まとめ:SEはシステムの開発から保守・運用まで企業のITを支える

12.システム開発・再構築・保守に関するご相談はエイ・エヌ・エスへ

 

 

 

 

1.SE(システムエンジニア)とは?仕事内容と役割を理解しよう

SE(システムエンジニア)は、システムの開発や導入、保守・運用などに携わる技術者です。ただし、企業やプロジェクトによって担当する範囲は異なるため、「SEはこの仕事だけを担当する」と一概に定義できるものではありません。システム開発では、実際にプログラムを作る前に「どのようなシステムが必要なのか」「現在の業務にどのような課題があるのか」「システムによって何を実現するのか」といった内容を整理する必要があります。そのうえで仕様を決め、設計や開発、テストを行い、本番稼働へと進みます。さらに、本番稼働したシステムを安定して利用し続けるためには、不具合への対応や機能改善、環境の変化への対応なども必要です。SEは、このようなシステムのライフサイクルに幅広く関わる存在といえます。

 

SEの基本的な役割

SEの仕事というと、パソコンに向かってプログラムを書く姿をイメージする方も多いかもしれません。しかし、実際には顧客や利用部門との打ち合わせ、要件の整理、設計書の作成、開発メンバーとの調整、テスト、導入支援など、さまざまな業務があります。特に業務システムや基幹システムの開発では、技術だけでなく、顧客の業務を理解することも重要です。例えば、「販売管理システムを導入したい」という要望があったとしても、企業によって受注から出荷、請求、入金までの流れは異なります。

同じ販売管理システムでも、

 

・誰が受注情報を登録するのか
・どのタイミングで在庫を引き当てるのか
・承認が必要なのか
・請求書をどのように発行するのか
・会計システムと連携するのか
・どのような帳票が必要なのか

 

など、確認すべき内容は数多くあります。

顧客から聞いた要望をそのままシステムにするのではなく、現在の業務や課題を理解したうえで、必要な機能や仕組みとして整理していくこともSEの重要な役割です。また、開発が始まってからも、設計内容の確認や仕様に関する判断、開発メンバーとの情報共有などが発生します。プロジェクトの規模によっては、進捗や課題、品質などの管理に携わることもあります。そのため、SEにはITに関する知識だけでなく、相手の要望を聞き取る力、情報を整理する力、関係者へ分かりやすく説明する力なども求められます。

 

SEとプログラマー(PG)の違い

SEと混同されやすい職種に、プログラマー(PG)があります。一般的には、SEが要件の整理や設計などを担当し、プログラマーが設計書に基づいてプログラムを作成する、という役割分担がイメージしやすいでしょう。例えば、顧客管理システムを開発する場合、SEは「どのような顧客情報を管理するのか」「誰が情報を閲覧・編集できるのか」「どのような条件で検索できるようにするのか」といった要件を整理し、システムとして実現するための仕様を検討します。

 

プログラマーは、その設計や仕様に基づいてプログラムを作成し、必要な機能を実装していきます。ただし、実際の役割分担は企業やプロジェクトによって異なります。SE自身がプログラミングを担当する場合もあれば、設計や顧客との調整を中心に担当する場合もあります。小規模なプロジェクトでは、一人のSEが要件整理から設計、プログラミング、テストまで幅広く担当することもあります。一方、大規模なプロジェクトでは、プロジェクトマネージャー、SE、プログラマー、インフラエンジニア、テスト担当者など、それぞれの役割を分けて進めることもあります。

 

そのため、「SEは設計だけ」「プログラマーはプログラミングだけ」と完全に切り分けて考えるのではなく、プロジェクトによって担当範囲が変わると理解しておくとよいでしょう。

 

SEが担当する「開発・保守・運用」の全体像

SEの業務を理解するうえで押さえておきたいのが、「開発」「保守」「運用」という3つの領域です。開発は、新しいシステムを作ったり、既存システムに新しい機能を追加したりする業務です。要件定義や設計、プログラミング、テストなどが含まれます。一方、システムは完成して納品すれば終わりではありません。本番稼働後に不具合が見つかることもあれば、利用しているOSやミドルウェア、外部サービスなどの環境が変化することもあります。また、企業の業務内容が変われば、システムにも機能追加や改修が必要になる場合があります。

 

このように、稼働しているシステムを維持し、必要に応じて修正・改善するのが保守です。そして、システムを日々安定して利用できる状態に保つため、稼働状況の確認や監視、バックアップ、インフラ環境の管理などを行うのが運用です。開発・保守・運用はそれぞれ目的が異なりますが、完全に独立しているわけではありません。

開発時に将来の保守を考慮した設計ができていなければ、稼働後の改修に時間がかかる可能性があります。また、運用中に発見された課題が、システムの改修や新しい機能の開発につながることもあります。システムを長期的に活用していくためには、「作る」「維持・改善する」「安定して使い続ける」という一連の流れを考えることが重要です。

 

 

2.システム開発におけるSEの仕事内容

SEの業務内容でも、特にイメージしやすいのがシステム開発ではないでしょうか。開発の主な業務は、新しいシステムや機能を作ることです。しかし、顧客から依頼を受けてすぐにプログラミングを始めるわけではありません。まず、顧客がどのようなシステムを必要としているのか、現在どのような業務上の課題を抱えているのかを整理します。その内容をシステムへ落とし込むために必要な仕様を検討し、設計書を作成します。設計した内容をもとにプログラムを開発し、完成後には設計どおりに動作するかをテストします。不具合があれば修正し、実際の業務で利用できる状態になるまで確認を繰り返したうえで、本番環境へ導入します。SEは、こうしたシステム開発のさまざまな工程に関わっています。

 

要件定義:顧客の要望や業務課題を整理する

システム開発の初期段階で重要となるのが要件定義です。要件定義では、「どのようなシステムを作るのか」を具体的にしていきます。顧客から「受発注業務を効率化したい」「Excelで管理している情報を一元化したい」といった要望を受けたとしても、それだけではシステムを開発することはできません。

例えば、受発注業務をシステム化するのであれば、

 

・現在どのような手順で受注しているのか
・誰がシステムを利用するのか
・どの情報を登録するのか
・承認処理は必要なのか
・在庫情報と連携するのか
・納品書や請求書を出力するのか
・会計システムなどと連携するのか

 

といった内容を確認していく必要があります。

また、顧客から出された要望をすべてそのまま機能にすればよいとは限りません。現在の業務を確認すると、同じ情報を複数のExcelへ入力していたり、本来不要な確認作業が長年の慣習として残っていたりすることもあります。そのため、SEには「何を作るか」だけではなく、「なぜその機能が必要なのか」を確認する視点も求められます。要件定義が曖昧なまま開発を進めると、後になって「必要な機能が入っていない」「想定していた操作方法と違う」といった認識のずれが生じる可能性があります。開発後半で大きな変更が発生すれば、設計やプログラム、テストのやり直しにつながるため、要件定義はシステム開発の方向性を決める重要な工程です。

 

設計:要件をシステムの仕様へ落とし込む

要件が整理できたら、その内容をもとにシステムをどのように実現するのかを設計します。設計は、大きく「基本設計(外部設計)」と「詳細設計(内部設計)」などに分けられます。基本設計では、利用者から見える部分を中心に仕様を検討します。

例えば、

 

・どのような画面を用意するか
・画面にどの項目を表示するか
・どのような操作で登録・更新するか
・どのような帳票を出力するか
・利用者によって表示内容や権限をどう変えるか

 

などを決めていきます。

実際にシステムを利用する担当者にとっては、画面の分かりやすさや操作方法が日々の業務効率にも影響します。そのため、必要に応じて画面イメージなどを使いながら、顧客と認識を合わせていきます。詳細設計では、基本設計で決めた仕様を実現するため、プログラムの処理方法やデータベースの構造など、より技術的な内容を具体化します。設計書は、その後の開発を進めるための重要な資料です。仕様の解釈が担当者によって異ならないよう、必要な情報を整理して開発メンバーへ伝えることもSEの役割となります。

 

開発・プログラミング:設計したシステムを形にする

設計内容が固まると、実際の開発へ進みます。設計書に基づいてプログラミング言語を用い、画面や機能、データ処理などを実装していきます。前述したように、プログラミングを専門のプログラマーが担当するプロジェクトもあれば、SEが設計からプログラミングまで担当する場合もあります。開発中には、設計段階では気付かなかった技術的な課題が見つかることもあります。例えば、外部サービスとの連携方法に制約があったり、大量のデータを処理すると想定より時間がかかったりするケースです。そのような場合には、SEや開発メンバーで対応方法を検討し、必要に応じて顧客へ説明したうえで仕様を調整します。

 

また、複数のエンジニアが開発に参加する場合には、担当する機能を分けるだけでなく、それぞれが作成したプログラムを組み合わせた際に問題が発生しないよう、情報共有やレビューを行うことも重要です。システムの品質を保つためには、単にプログラムを完成させるだけでなく、設計との整合性や保守のしやすさなども考慮しながら開発を進める必要があります。

 

テスト・導入:品質を確認して本番稼働へつなげる

プログラムが完成した後は、システムが設計したとおりに動作するかを確認するテストを行います。システム開発では、一度動作を確認すれば終わりではなく、段階的にさまざまなテストを行います。

代表的なものとして、

 

・単体テスト
・結合テスト
・総合テスト
・受入テスト

 

などがあります。

単体テストでは、個々の機能が正しく動作するかを確認します。

結合テストでは、複数の機能を組み合わせたときに正しく連携できるかを確認します。例えば、受注情報を登録した後に在庫数が正しく更新されるか、出荷処理を行った後に請求データが正しく作成されるか、といった確認です。

総合テストでは、システム全体を通して要件を満たしているか、実際の利用を想定した処理が問題なく行えるかなどを確認します。

さらに、発注者側で実際の業務に利用できるかを確認する受入テストが行われることもあります。

 

テストによって不具合や仕様との相違が見つかった場合は、原因を調査して修正し、再度テストします。こうした確認を重ね、必要な品質を満たしたうえで本番環境へシステムを導入します。既存システムから切り替える場合には、プログラムだけでなく、顧客情報や商品情報、受注履歴などのデータ移行が必要になる場合もあります。また、本番稼働に向けて操作マニュアルを用意したり、利用者への操作説明を行ったりすることもあります。システムを「完成させること」だけでなく、利用者が実際の業務で使える状態までつなげることが重要です。

 

プロジェクト管理と顧客とのコミュニケーション

システム開発では、技術的な作業だけでなく、プロジェクトを円滑に進めるためのコミュニケーションも欠かせません。

開発期間が数か月から1年以上に及ぶプロジェクトでは、その間に新しい要望が出たり、業務上の条件が変わったりすることがあります。また、開発側でも技術的な課題やスケジュール上の問題が発生する可能性があります。

そのため、定期的な打ち合わせなどを通じて、

 

・現在どこまで開発が進んでいるか
・どのような課題が発生しているか
・顧客側で確認が必要な事項は何か
・仕様変更が発生していないか
・スケジュールに影響する問題がないか

 

などを共有することが重要です。

特に仕様変更については注意が必要です。開発途中で「この項目も追加したい」「この処理方法を変えたい」といった要望が発生した場合、その変更だけを行えばよいとは限りません。関連する画面やデータベース、帳票、テストなどにも影響する可能性があります。SEは変更内容を確認し、どの範囲に影響するのかを整理したうえで、必要な工数やスケジュールへの影響を検討します。また、顧客側もITの専門家とは限りません。専門用語だけで説明するのではなく、「この仕様にすると実際の業務がどう変わるのか」「なぜこの対応が必要なのか」を相手に理解できる形で伝えることも大切です。

 

システム開発は、SEやプログラマーだけで完結するものではありません。顧客側の担当者や実際にシステムを利用する現場、開発会社など、複数の関係者が協力して進めていきます。その間に立ち、業務上の要望と技術的な実現方法をつなぐことも、システム開発に携わるSEの重要な役割のひとつです。

 

 

3.システム保守におけるSEの仕事内容

システム保守は、納品されて本番稼働しているシステムを維持・管理し、継続して利用できる状態を保つための業務です。システムは、一度開発すれば同じ状態のまま何年も使い続けられるとは限りません。利用しているうちに不具合が見つかることもあれば、業務内容の変化によって新しい機能が必要になることもあります。また、OSやミドルウェア、ブラウザ、外部サービスなど、システムを取り巻く環境も変化していきます。

身近な例として、スマートフォンのアプリでは、不具合の修正や新しいOSへの対応、機能改善などを目的として定期的にアップデートが行われています。企業で利用する業務システムや基幹システムについても、安定して使い続けるためには継続的な対応が必要です。こうした稼働後のシステムを技術面から支えることが、保守に携わるSEの重要な仕事となります。

 

障害発生時の原因調査・復旧対応

システムを利用していると、「画面が表示されない」「データを登録できない」「帳票を出力できない」といった問題が発生することがあります。このような問い合わせを受けた場合、保守を担当するSEは、まずどこで問題が発生しているのかを確認します。システムが動かないからといって、必ずしもプログラムそのものに原因があるとは限りません。

例えば、

 

・特定の機能でプログラム上の不具合が発生している
・データの内容によってエラーが発生している
・外部システムとの連携に失敗している
・利用している端末やブラウザに問題がある
・サーバーやネットワークなどの環境に問題がある

 

など、さまざまな可能性が考えられます。

そのため、エラーの発生状況やログ、利用者が行った操作などを確認し、原因を切り分けていきます。業務への影響が大きい障害であれば、原因を詳細に分析する前に、まず暫定的な対応によって業務を再開できる状態にすることが優先される場合もあります。その後、根本的な原因を調査し、同じ問題が再発しないように修正や対策を行います。特に基幹システムでは、システム停止が受注や出荷、請求などの業務に直接影響する可能性があります。障害発生時にどのような手順で対応するのか、誰へ連絡するのかといった体制を事前に決めておくことも重要です。

 

不具合修正とシステムのアップデート

システムの不具合が確認された場合は、原因となっているプログラムを修正します。ただし、稼働中のシステムを修正する際には、問題のある箇所だけを変更すればよいとは限りません。修正によって、それまで正常に動いていた別の機能へ影響が出る可能性もあるためです。そのため、修正後には対象となる機能だけでなく、関連する機能についても必要に応じてテストを行い、問題がないことを確認したうえで本番環境へ反映します。

 

また、保守では不具合だけでなく、システムを構成するソフトウェアなどのアップデートへの対応が必要になる場合があります。例えば、利用環境の変更に伴って、現在のシステムがそのままでは正常に動作しなくなる可能性があります。アップデートによる影響を確認し、必要であればプログラムや設定を変更するなど、システムを継続して利用できる状態に維持していくことも保守業務のひとつです。

 

OS・ミドルウェア・外部サービスの変更への対応

業務システムは、一つのプログラムだけで動いているわけではありません。OS、データベース、Webサーバー、各種ミドルウェア、クラウドサービス、外部APIなど、さまざまな技術やサービスを組み合わせて構成されている場合があります。そのため、システム自体に変更がなくても、周辺環境の変化によって対応が必要になることがあります。

 

例えば、利用しているソフトウェアのサポートが終了すれば、セキュリティ更新などを受けられなくなる可能性があります。外部サービスの仕様が変更された場合には、連携しているシステム側の改修が必要になることもあります。保守を担当するSEは、現在利用しているシステムがどのような環境やサービスに依存しているのかを把握し、必要な変更への対応を検討します。長期間利用しているシステムでは、こうした周辺環境の変化が積み重なります。「現在問題なく動いているから何もしなくてよい」と考えるのではなく、今後も安全かつ安定して利用できる状態なのかを継続的に確認することが大切です。

 

機能追加・改修によるシステムの継続的な改善

システム保守には、現在の状態を維持するだけでなく、業務の変化に合わせてシステムを改善していく役割もあります。

システム導入後に、

 

「この作業も自動化したい」

「新しい帳票を追加したい」

「承認フローが変わったのでシステムも変更したい」

「別のシステムとデータを連携したい」

 

といった要望が出てくることは珍しくありません。

企業の業務は、組織変更や事業拡大、新しいサービスの開始、取引先からの要望などによって変化します。システムもその変化に合わせて見直していく必要があります。ただし、長年にわたって機能追加や改修を繰り返したシステムでは、構造が複雑になり、変更の影響範囲を把握しにくくなる場合があります。そのため、保守を行う際には、目の前の要望へ対応するだけでなく、既存機能への影響や今後の保守性も考慮することが重要です。小規模な改修を継続するのか、それともシステム全体を再構築した方がよいのかを検討する必要が出てくるケースもあります。保守は単なる「故障したときの修理」ではなく、企業がシステムを長期的に活用していくための継続的な取り組みと考えると分かりやすいでしょう。

 

 

 

 

4.システム運用におけるSEの仕事内容

システム運用も、保守と同じく、すでに本番稼働しているシステムを対象とする業務です。「保守と運用は何が違うのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

 

保守は、不具合への対応やプログラムの修正、環境変化への対応など、システムを維持・改善するための業務を指すことが一般的です。一方、運用では、システムが日々安定して利用できるように稼働状況を確認したり、サーバーやネットワークなどを管理したりする業務が含まれます。

 

ただし、実際の現場では保守と運用を明確に分けず、「保守・運用」として一体的に対応しているケースもあります。どこまでを保守、どこからを運用と呼ぶかは、企業や契約内容によって異なる点には注意が必要です。

 

システムの監視と日常的な運用管理

システムを安定して利用するためには、正常に稼働しているかを継続的に確認する必要があります。運用では、サーバーやシステムの状態を確認し、異常の兆候がないかを監視します。

例えば、

 

・サーバーが正常に稼働しているか
・CPUやメモリなどの使用状況に問題がないか
・ディスク容量が不足していないか
・定期的な処理が正常に終了しているか
・エラーが発生していないか
・外部システムとの連携が正常に行われているか

 

などを確認します。

異常が発生してから対応するだけではなく、問題につながりそうな変化を早めに把握することも重要です。例えば、ディスクの使用量が徐々に増加していることを把握できれば、容量不足によってシステムが停止する前に対策できる可能性があります。日常的に状態を把握し、問題を未然に防ぐことがシステム運用の重要な役割です。

 

サーバー・ネットワーク・クラウド環境の管理

システムを利用するためには、アプリケーションだけでなく、それを動かすための環境も必要です。自社内に設置されたサーバーを利用する場合もあれば、AWSやMicrosoft Azureなどのクラウド環境を利用する場合もあります。また、利用者がシステムへ接続するためのネットワークや、外部サービスとの通信環境なども必要になります。こうしたインフラ環境を適切に管理することも運用業務に含まれます。サーバーの設定やリソース状況、ネットワークの接続状態などを確認し、必要に応じて設定変更や環境の見直しを行います。システムの利用者やデータ量が増えれば、それまで問題なく動いていた環境では処理能力が不足する可能性もあります。事業拡大や利用状況の変化を確認しながら、必要な性能を確保できているかを見直すことも大切です。

 

バックアップとデータ管理

企業のシステムには、顧客情報や受注情報、売上情報、在庫情報など、業務を継続するうえで重要なデータが保存されています。障害や操作ミスなどによってデータが失われた場合、企業活動に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、バックアップを適切に取得し、万が一の場合にデータを復旧できるよう備えておくことが重要です。ただし、バックアップは「設定しているから安心」とは限りません。

確認すべきなのは、

 

・どのデータをバックアップしているのか
・どのくらいの頻度で取得しているのか
・どの期間まで保存するのか
・どこに保存しているのか
・必要になったときに復元できるのか

 

といった点です。

バックアップデータが存在していても、実際には正常に復元できなければ、障害時の対策として十分とはいえません。システムの重要度に応じてバックアップ方法を決め、必要に応じて復元できることを確認しておくことも運用上の重要なポイントです。

 

セキュリティ対策と障害への備え

システム運用では、セキュリティへの対応も欠かせません。インターネットを利用するシステムでは、不正アクセスやマルウェアなど、さまざまな脅威を考慮する必要があります。特に顧客情報や個人情報、取引情報などを扱うシステムでは、情報漏えいが発生した場合、業務への影響だけでなく企業の信用にも関わります。

そのため、

 

・アクセス権限の適切な管理
・利用していないアカウントの確認
・セキュリティ更新への対応
・ログの記録や確認
・不審なアクセスの監視
・バックアップや復旧方法の整備

 

など、システムや環境に応じた対策が必要です。また、すべての障害やサイバー攻撃を完全に防ぐことは困難です。重要なのは、問題が発生しないよう対策するだけでなく、発生した場合にどのように対応するのかも決めておくことです。「誰が異常を確認するのか」「誰へ報告するのか」「どのように影響範囲を確認するのか」「どの手順で復旧するのか」といった対応方法を整理しておけば、緊急時の混乱を抑えやすくなります。企業にとって重要なシステムほど、日常的な監視と障害発生時の対応をセットで考えておく必要があります。

 

 

5.開発・保守・運用の違いを分かりやすく比較

ここまで、システムの開発・保守・運用におけるSEの仕事内容をそれぞれ紹介しました。3つはいずれもシステムに関わる仕事ですが、目的や実施するタイミング、具体的な業務内容には違いがあります。一方で、実際のシステム活用では、開発・保守・運用を完全に切り離して考えることはできません。それぞれの違いと関係性を整理してみましょう。

 

開発・保守・運用は「目的」が異なる

3つの違いを理解するには、まず「何のために行う業務なのか」を考えると分かりやすくなります。開発の主な目的は、必要なシステムや機能を「作ること」です。顧客の要望や業務上の課題を整理し、それを実現するためのシステムを設計・開発します。保守の主な目的は、完成したシステムを「維持・改善すること」です。不具合を修正したり、利用環境の変化へ対応したり、必要に応じて機能を改修したりすることで、システムを継続して利用できる状態にします。運用の主な目的は、システムを「安定して使い続けられる状態にすること」です。

システムやサーバーなどの稼働状況を確認し、バックアップや監視などを行いながら日常的な利用を支えます。

簡単に整理すると、

 

・開発=システムを作る
・保守=システムを維持・改善する
・運用=システムを安定して使える状態に保つ

 

という違いがあります。

ただし、これは違いを理解しやすくするための整理です。実際の業務では、保守担当者が運用業務の一部を担当するなど、役割が重なる場合があります。

 

担当する業務と必要なスキルの違い

開発・保守・運用では、SEに求められる知識や視点にも違いがあります。

開発では、顧客の業務を理解し、要望をシステムの仕様へ変換する力が求められます。設計やプログラミングに関する技術的な知識だけでなく、顧客とのコミュニケーションも重要です。

保守では、既存システムの構造を理解し、問題が発生した際に原因を調査する力が必要です。長期間運用されているシステムでは、自分が開発に携わっていないプログラムを確認することもあります。設計書やソースコード、過去の対応履歴などを確認しながら、システムの仕組みを理解する能力も求められます。

運用では、システムだけでなく、サーバー、ネットワーク、クラウド、セキュリティなどに関する知識が必要になる場合があります。

また、異常を早期に発見し、業務への影響を最小限に抑えるという視点も重要です。このように、同じSEでも担当する領域によって日常的な仕事内容や求められる知識は変わります。

 

開発から保守・運用まで連携することが重要な理由

企業がシステムを導入する際には、開発そのものに注目しがちです。しかし、実際に企業がシステムから価値を得る期間の多くは、本番稼働した後です。

例えば5年間利用するシステムであれば、開発期間が1年だったとしても、その後4年間は稼働しているシステムを維持・運用することになります。そのため、開発時点から「完成した後にどのように保守・運用するのか」を考えておくことが重要です。

設計書や仕様書などのドキュメントが十分に残されていなければ、後から改修する際にシステムの仕組みを調査するところから始めなければならない場合があります。また、特定の担当者しかシステムの内容を理解していない状態になると、その担当者が異動・退職した際に対応が難しくなる可能性があります。

開発担当者から保守・運用担当者へ必要な情報を引き継ぎ、

 

・システムの構成
・利用している技術
・外部サービスとの連携
・定期的に必要な作業
・障害発生時の対応方法
・バックアップや復旧方法
・設計書やソースコードなどの保管場所

 

といった情報を共有しておくことが大切です。システムを長期間安定して利用するためには、開発・保守・運用を別々の仕事として考えるだけでなく、一連のライフサイクルとして捉える必要があります。

 

開発会社へ依頼するときは「どこまで対応してもらえるか」を確認する

システム開発を外部の会社へ依頼する場合、開発後の保守・運用についても確認しておくことをおすすめします。「システム開発を依頼したのだから、稼働後の対応もすべて含まれている」と考えてしまうと、後から認識の違いが生じる可能性があります。

例えば、

 

・不具合が発生した場合の対応
・問い合わせへの対応
・機能追加や改修
・サーバーやクラウド環境の管理
・バックアップ
・監視
・セキュリティ更新
・障害発生時の対応時間

 

などのうち、どこまで対応してもらえるのかは契約によって異なります。保守費用を支払っている場合でも、「保守」という言葉が指している範囲が双方で一致しているとは限りません。そのため、開発会社へ依頼する際には、「保守・運用に対応しているか」だけではなく、具体的な対応内容や範囲を確認することが重要です。

開発時点から稼働後の体制まで整理しておくことで、本番稼働後に「誰へ相談すればよいのか分からない」という状況を防ぎやすくなります。

 

 

エイ・エヌ・エスでは、システムの開発だけでなく、本番稼働後の保守・運用まで含めて、お客様のシステム活用を支援しています。実際の業務内容やお客様との関わり方、各業務で意識しているポイントを整理すると、以下のようになります。

項目 開発 保守 運用
主な業務内容 要件定義、設計、開発、テストなどを行い、お客様の業務や課題に合わせたシステムを構築します。 障害調査、不具合修正、機能改修、アップデートなどを行い、稼働中のシステムを継続して利用できる状態に維持します。 サーバーの管理・監視、バックアップ、障害対応、セキュリティ運用などを行い、システムを安定して利用できる環境を維持します。
お客様との関わり プロジェクトの規模にもよりますが、要件定義では週1回程度のペースで打ち合わせを行い、業務内容や必要な機能、仕様などを確認します。 システムの不具合や機能修正・追加など、必要に応じてお客様からの相談や問い合わせを受け、状況を確認しながら対応します。 システムを安定して利用できるようインフラ環境を管理し、障害や環境変更などが発生した際には、状況に応じて確認・対応を行います。
SEが特に意識していること 実際に利用する人にとっての使いやすさと、本番稼働後の運用のしやすさのバランスを意識しています。 対象となる箇所だけでなく、システム構成や機能間のつながりなどを確認したうえで、既存機能への影響も考慮しながら対応します。 システムの安定性・セキュリティを維持し、問題発生時にデータを復旧できる環境を整えることを重視しています。
ANSならではの特徴 開発後の手戻りを減らすため、要件定義や設計の段階から画面イメージを確認できるモックアップアプローチを採用しています。 特定の担当者だけに依存しないよう、担当者2名以上の体制でシステム保守を支援しています。 サーバーの管理・運用、データバックアップ、セキュリティ運用など、システムを支えるITインフラについても支援しています。

※上記はエイ・エヌ・エスにおける主な業務の一例です。プロジェクトや契約内容によって対応範囲は異なります。

 

 

一般的な違いだけでなく、実際のシステム開発会社ではSEがどのような業務に携わっているのかを確認すると、開発・保守・運用の違いをより具体的にイメージしやすくなります。

 

 

6.開発・保守・運用を担うSEに求められるスキル

SEの仕事というと、プログラミングやサーバー、ネットワークなどのITに関する専門知識が重視されるイメージがあるかもしれません。もちろん技術的な知識は必要ですが、企業の業務システムに携わるSEには、それだけではなく、顧客の業務を理解する力やコミュニケーション能力、問題を整理して解決する力なども求められます。特に開発から保守・運用まで長期的にシステムへ関わる場合、SEは「システムを作る人」というだけではなく、企業がシステムを継続的に活用するための支援者としての役割も担います。ここでは、開発・保守・運用を担当するSEに求められる代表的なスキルについて見ていきましょう。

 

技術力だけでなく業務を理解する力

業務システムを開発するためには、プログラミングやデータベースなどの技術だけではなく、そのシステムが使われる業務について理解することが重要です。例えば、「販売管理システムを作りたい」という依頼があったとしても、企業によって実際の業務フローは異なります。見積、受注、出荷、売上、請求、入金といった基本的な流れは同じでも、承認方法や締め処理、取引先ごとの条件などには企業独自のルールが存在する場合があります。こうした業務を十分に理解しないまま開発を進めると、システムとしては正常に動作していても、実際の業務では使いにくいという問題が起こる可能性があります。

そのためSEには、顧客へのヒアリングを通して、

 

・現在どのような業務を行っているのか
・どこに課題があるのか
・なぜその機能が必要なのか
・システム導入後にどのような状態を目指すのか

 

などを整理する力が必要です。

保守においても業務理解は重要です。例えば「帳票の数字がおかしい」という問い合わせがあった場合、単純にプログラムだけを確認するのではなく、その数字がどの処理を経て算出されているのかを理解しなければ、原因を特定できない場合があります。技術と業務の両方を理解し、それらを結び付けて考えることが、業務システムに携わるSEには求められます。

 

コミュニケーション能力と調整力

システム開発は、SEだけで完結する仕事ではありません。発注企業の担当者や実際にシステムを利用する現場担当者、プロジェクトマネージャー、プログラマー、インフラ担当者など、多くの関係者と協力しながら進めていきます。そのため、相手の要望を正確に理解するとともに、技術的な内容を分かりやすく説明する能力が必要です。例えば、お客様から「この処理をもっと簡単にしたい」という要望を受けた場合、その言葉だけでは具体的に何を改善すべきなのか判断できないことがあります。「現在はどのような手順で操作しているのか」「どの作業に時間がかかっているのか」「理想的にはどのような状態にしたいのか」と掘り下げることで、本当に必要な改善内容が見えてきます。

 

また、すべての要望をそのままシステムへ反映することが最適とは限りません。要望を実現するために大きな開発費用が必要になる場合や、別の方法で同じ目的を実現できる場合もあります。SEには、お客様の要望を理解したうえで、技術面や費用、スケジュール、将来の保守性なども考慮し、現実的な方法を調整・提案する役割も求められます。

 

問題の原因を切り分ける力

特に保守・運用に携わるSEにとって重要なのが、問題が発生した際に原因を切り分ける力です。「システムが動かない」という一つの現象だけでも、考えられる原因はさまざまです。プログラムに問題がある場合もあれば、データ、サーバー、ネットワーク、外部サービス、利用端末などに原因がある場合もあります。

そのため、

「いつから発生しているのか」

「すべての利用者で発生しているのか」

「特定の操作をした場合だけ発生するのか」

「直前にシステムや環境へ変更を加えていないか」

などを確認し、原因となる可能性を一つずつ整理していきます。原因を適切に切り分けることができれば、必要な担当者へ迅速に連携でき、復旧までの時間短縮にもつながります。システムが企業活動を支える重要な基盤となっている現在では、このような問題解決能力もSEに求められる重要なスキルのひとつです。

 

将来の運用・保守まで考えた設計力

開発を担当するSEにとっては、「現在必要な機能を作る」だけでなく、本番稼働後のことまで考える視点も重要です。システムは導入後、数年にわたって利用されることがあります。その間には、機能追加や業務変更、利用者の増加、外部サービスの変更など、さまざまな変化が発生する可能性があります。そのため開発段階から、将来的な変更や保守のしやすさを考慮して設計することが大切です。例えば、同じ情報を複数の場所で個別に管理するような構造にすると、一つの仕様を変更するだけでも多くの箇所を修正しなければならなくなる場合があります。

 

また、システムの構成や仕様がドキュメントとして整理されていなければ、後から別のSEが保守を担当するときに、システムを理解するまで多くの時間が必要になります。「今動けばよい」ではなく、「将来も維持・改善しやすいか」という視点を持つことも、SEに求められる重要な能力といえるでしょう。

 

 

7.システムは開発後の保守・運用体制まで考えることが重要

 

 

新しいシステムを導入するときは、どうしても「どのような機能を作るか」「開発費はいくらか」「いつ完成するか」といった開発段階へ意識が向きやすくなります。しかし、企業にとって本当に重要なのは、完成したシステムをその後の業務で安定して使い続けられることです。特に販売管理、生産管理、在庫管理、顧客管理、会計連携など、日常業務に欠かせない基幹システムでは、システムの停止が業務そのものの停止につながる可能性があります。そのため、システム開発を検討するときから、本番稼働後の保守・運用体制についても考えておく必要があります。

 

「誰が保守するのか」を開発段階から決めておく

システムを導入する際に確認しておきたいのが、稼働後の保守を誰が担当するのかという点です。開発した会社がそのまま保守を担当する場合もあれば、自社の情報システム部門が担当する場合、別のシステム会社へ保守を依頼する場合などがあります。

どの体制を選択する場合でも、

 

・障害が起きたときの連絡先
・不具合修正の対応範囲
・問い合わせの受付方法
・対応可能な時間帯
・機能追加や改修を依頼する方法
・サーバーやインフラを管理する担当者

 

などを明確にしておくことが大切です。

特に注意したいのが、「開発会社が保守もしてくれると思っていた」という認識の違いです。システム開発と保守は別契約となっている場合もあります。また、保守契約があったとしても、その契約に含まれる業務範囲は会社やサービスによって異なります。開発会社を選定する際には、開発費用や機能だけを見るのではなく、本番稼働後にどのような支援を受けられるのかも確認しておきましょう。

 

担当者しか分からない「属人化」に注意する

長期間利用されているシステムで起こりやすい問題のひとつが、保守業務の属人化です。例えば、長年同じSEがシステムを担当していると、システムの仕様や過去の改修内容などが、その担当者の知識に依存してしまうことがあります。

設計書や改修履歴が十分に更新されていなければ、

「なぜこの処理になっているのか」

「このプログラムを変更すると、どこへ影響するのか」

といった情報を担当者しか把握していない状態になる可能性があります。

 

担当者が在籍している間は大きな問題にならなくても、異動や退職によって担当者が変わると、保守を継続することが難しくなることがあります。社内SEが一人で長年システムを管理している場合も同様です。

そのため、特定の人の記憶だけに依存しないよう、

 

・設計書
・システム構成図
・データベースの情報
・ソースコード
・アカウントや権限に関する情報
・改修履歴
・障害対応履歴
・定期的に行う運用作業

 

などを可能な範囲で整理しておくことが重要です。システムを長く使い続けるためには、「担当者が変わっても保守できる状態」を意識しておく必要があります。

 

保守されていないシステムを使い続けるリスク

現在問題なく動いているシステムであっても、適切な保守を行わずに使い続けることにはリスクがあります。システムそのものを変更していなくても、周辺環境は変化していくためです。OSやデータベース、ミドルウェアなどにはサポート期間があり、利用しているバージョンのサポートが終了する場合があります。また、外部サービスと連携している場合には、相手側の仕様変更によって、それまで利用できていた機能が正常に動かなくなる可能性もあります。

 

さらに、業務内容が変化しているにもかかわらずシステムを変更していなければ、システムで対応できない部分をExcelや手作業で補うようになり、結果として業務が複雑になるケースも考えられます。「故障してから直す」のではなく、現在のシステム環境や利用状況を継続的に確認し、必要な対応を計画的に行うことが重要です。

 

システムのライフサイクル全体で考える

システムには、企画・開発から導入、保守・運用、そして最終的な再構築や移行までのライフサイクルがあります。開発が完了した瞬間がゴールではありません。実際に利用を開始してから、業務環境の変化に合わせて改善を続け、必要に応じて次のシステムへ移行していくまでが一連の流れです。

長期間利用していると、

 

・業務とシステムの仕様が合わなくなってきた
・改修を繰り返して構造が複雑になった
・利用している技術が古くなった
・保守できる技術者が少なくなった
・処理速度や容量が現在の業務規模に合わなくなった

 

といった問題が発生する場合があります。

このような状況では、部分的な改修を続けるだけでなく、システムそのものを再構築することも選択肢になります。開発・保守・運用をそれぞれ独立した業務として捉えるのではなく、システムを長期的に活用するための一連の取り組みとして考えることが重要です。

 

 

8.システムの保守・運用を外部へ依頼する際のポイント

システムの保守・運用は、自社の情報システム部門で対応する方法だけでなく、システム会社などの外部へ委託する方法もあります。社内にシステムを詳しく理解している担当者がいない場合や、担当者の退職によって保守を継続できなくなった場合などには、外部への委託を検討することも選択肢のひとつです。ただし、「保守・運用に対応している」という理由だけで委託先を選ぶのではなく、自社のシステムや必要な対応に合った会社かどうかを確認することが重要です。

 

対応範囲を明確にする

まず確認したいのが、どこまでを委託できるのかという点です。一口に「システム保守」といっても、サービスの内容は会社によって異なります。

例えば、

 

・システムに関する問い合わせ
・障害発生時の原因調査
・プログラムの不具合修正
・機能追加や改修
・OSやミドルウェアへの対応
・サーバー管理
・バックアップ
・監視
・セキュリティ対応

 

など、さまざまな業務があります。

これらすべてが一つの保守契約に含まれているとは限りません。また、機能追加などの開発作業は月額の保守料金とは別に見積もりが必要になるケースもあります。「保守を依頼しているから何でも対応してもらえる」と考えるのではなく、契約前に対応範囲を具体的に確認しておくことが大切です。

 

障害時の連絡・対応体制を確認する

業務システムでは、障害が発生した際の対応体制も重要な確認事項です。特に基幹システムの場合、障害によって受注や出荷などの業務が停止すると、事業への影響が大きくなる可能性があります。

 

そのため、

・障害時の連絡方法
・問い合わせを受け付ける時間帯
・どのような流れで原因を調査するのか
・緊急時の対応方法
・対応状況をどのように共有するのか

 

などを確認しておくとよいでしょう。自社にとって重要度の高いシステムほど、「問題が起きたときに相談できるか」という視点で保守体制を確認することが大切です。

 

ドキュメントやシステム情報が残っているか確認する

既存システムの保守を別の会社へ引き継ぐ場合、重要になるのがシステムに関する情報です。

例えば、

 

・設計書
・仕様書
・システム構成図
・データベースに関する資料
・ソースコード
・過去の改修履歴
・利用しているサービスやソフトウェアの情報

 

などが残っていると、新しい保守会社がシステムを理解しやすくなります。一方、長年利用しているシステムでは、資料が古かったり、現在の仕様と一致していなかったりする場合があります。場合によっては「設計書がない」「開発した会社と連絡が取れない」「社内にも詳しい担当者がいない」といったケースも考えられます。

 

そのような場合でも直ちに保守を引き継げないと決まるわけではありませんが、まず現在のシステムを調査し、構成や仕様を把握する作業が必要になる可能性があります。保守の引継ぎを検討するときは、手元にどのような資料やデータが残っているのかを整理し、委託候補の会社へ相談するとよいでしょう。

 

開発だけでなく保守・運用まで相談できるか確認する

長期的にシステムを利用することを考えると、現在発生している障害への対応だけでなく、今後の改善について相談できるかという点も重要です。業務の変化に伴って新しい機能が必要になった場合、保守会社とは別に開発会社を探さなければならない体制では、システムの説明や情報共有をその都度行う必要があります。一方、既存システムの内容を理解したうえで改修や再構築まで相談できる会社であれば、現在の課題だけでなく、中長期的なシステム活用についても検討しやすくなります。

 

また、システムだけではなく、サーバーやクラウド、ネットワークなどのインフラも含めて相談したい場合には、どこまで対応可能なのか確認しておくとよいでしょう。システムは導入して終わりではなく、その後も企業の業務とともに変化していくものです。外部へ保守・運用を依頼する際には、単に月額費用を比較するだけではなく、現在のシステムを理解してもらえるか、障害時に相談できるか、将来の改修や再構築まで見据えて相談できるかという視点から委託先を検討することが大切です。

 

 

9.システム開発・保守・運用は内製と外注のどちらがよい?

システム開発や保守・運用の体制を考える際、「社内のSEが担当するべきか、それとも外部のシステム会社へ依頼するべきか」で迷うこともあるでしょう。近年では、システム開発やDXを推進するために社内のIT人材を育成し、システム開発や運用の一部を内製化する企業もあります。一方で、すべてを自社だけで対応するためには、必要な人材や技術、管理体制を継続的に確保しなければなりません。

内製と外注にはそれぞれメリットがあるため、どちらか一方に限定するのではなく、自社の状況やシステムの重要度に応じて役割を分担することも重要です。

 

内製するメリット

システム開発や保守・運用を内製する大きなメリットは、自社の業務を理解した担当者がシステムに携われることです。社内SEであれば、日常的に現場担当者とコミュニケーションを取れるため、業務上の課題や改善要望を把握しやすくなります。

例えば、

 

・入力作業をもう少し簡単にしたい
・新しい帳票が必要になった
・業務ルールの変更に合わせて機能を変更したい
・特定の処理に時間がかかっている

 

といった現場からの要望について、背景を理解したうえで検討しやすいことがメリットです。また、自社内にシステムに関する知識を蓄積できる点も内製化のメリットです。外部のシステム会社へすべてを任せる場合、システムの仕様や技術に関する情報が外部へ偏ってしまう可能性があります。社内にもシステムを理解する担当者がいれば、外部ベンダーとの打ち合わせやシステム改修時にも、自社側で判断しやすくなります。

 

内製する場合の注意点

一方、内製化を進めるためには、必要な人材を継続的に確保する必要があります。システム開発では、要件定義や設計、プログラミング、テストなどさまざまな知識が必要です。さらに本番稼働後には、障害対応やセキュリティ、インフラ、バックアップなどについても考えなければなりません。一人のSEだけですべての領域を担当することは難しい場合もあります。

 

また、担当者が少ない状態では、その担当者が休職・異動・退職した際にシステムを維持できなくなるリスクもあります。内製化する場合には、単純に「社内で開発できる人を確保する」というだけではなく、

 

・複数人で情報を共有する
・仕様や対応履歴を文書として残す
・ソースコードを適切に管理する
・障害発生時の対応方法を決める
・担当者を育成する

 

など、継続できる体制を作ることが重要です。

 

外部のシステム会社へ依頼するメリット

システム会社へ外注するメリットは、自社だけでは確保しにくい専門知識や開発体制を活用できることです。システム開発には、プロジェクトマネージャー、SE、プログラマー、インフラエンジニアなど、複数の専門領域が関係します。必要な人材をすべて自社で採用・育成するには時間とコストがかかりますが、外部へ依頼することで、プロジェクトに応じた体制を組みやすくなります。

また、さまざまなシステム開発や保守を経験している会社であれば、過去の経験を踏まえた提案を受けられる可能性があります。例えば、発注者が考えている方法とは異なる仕組みの方が、開発費用や運用負担を抑えられる場合もあります。単に依頼されたシステムを作るだけではなく、業務内容や目的を理解したうえで提案できる会社を選ぶことが重要です。

 

内製と外注を組み合わせる方法もある

システムに関する業務を、すべて内製またはすべて外注にする必要はありません。

例えば、

 

・業務要件の整理や優先順位の判断は社内で行う
・専門的な設計や開発はシステム会社へ依頼する
・日常的な問い合わせ対応は社内で行う
・高度な障害調査や改修は外部へ依頼する

 

といった役割分担も考えられます。

自社の業務を理解している社内担当者と、技術的な専門知識を持つ外部SEが協力することで、それぞれの強みを活かせる場合があります。重要なのは、「どこまで内製するか」を決めること自体ではありません。自社で管理すべき情報や判断を明確にしたうえで、社内だけでは不足する部分を外部の専門家によって補うという考え方も選択肢になります。

 

 

10.システム開発・保守・運用をSEへ相談するときに整理しておきたいこと

システムに関する相談をするとき、「専門的なことが分からないため、何を伝えればよいのか分からない」と感じる担当者もいるのではないでしょうか。しかし、相談する段階ですべての仕様や技術的な条件を決めておく必要はありません。特に新しいシステムの開発や既存システムの再構築では、SEとのヒアリングを通して要件を整理していくこともあります。一方で、現在の状況や課題について一定の情報を整理しておけば、SE側も問題を把握しやすくなり、具体的な提案につながります。

 

システム開発では「目的」と「現在の課題」を整理する

新しいシステムを開発する場合、最初から必要な機能をすべて決めることが難しいケースもあります。そのような場合には、機能一覧を作ることよりも、まず「なぜシステムを導入したいのか」を整理することが重要です。

例えば、

 

・Excelによる管理が複雑になっている
・同じデータを複数のシステムへ入力している
・担当者しか分からない業務がある
・必要な情報を集計するのに時間がかかる
・現在のシステムでは事業拡大に対応できない
・既存システムが古く、将来の保守に不安がある

 

など、現在抱えている課題を書き出してみましょう。

さらに、「システムを導入してどう改善したいのか」を整理すると、開発の目的が明確になります。SEはその情報をもとに、どの業務をシステム化するべきか、どのような機能が必要かを検討していきます。

 

保守の相談では現在分かっているシステム情報を整理する

既存システムの保守を相談する場合には、現在保有しているシステム情報を整理しておくと話を進めやすくなります。

例えば、

 

・システムの名称と用途
・利用している部署や人数
・システムを開発した会社
・導入した時期
・使用しているサーバーやクラウド
・使用しているOSやデータベース
・ソースコードの有無
・設計書や仕様書の有無
・現在の保守会社
・過去に発生した主な障害

 

などです。

すべての情報が分からなくても、分かる範囲で構いません。特に長期間利用しているシステムでは、開発当時の担当者が退職していたり、資料が十分に残っていなかったりすることもあります。「資料がないから相談できない」と判断するのではなく、まず現在どのような情報が残っているのかを確認してみましょう。

 

運用では障害時の対応やデータ保護について確認する

運用について相談する場合は、日常的な管理だけではなく、問題が発生したときにどのような状態を維持したいのかを考えておくことも重要です。

例えば、

 

・システムが停止した場合、どの程度業務へ影響するか
・どの程度の時間で復旧する必要があるか
・データはどの程度の頻度でバックアップする必要があるか
・障害発生時に誰へ連絡するか
・セキュリティ上、特に保護する必要がある情報は何か

 

などです。

システムの重要度によって、必要な運用体制は異なります。一時的に停止しても業務への影響が小さいシステムと、停止すると受注や出荷ができなくなる基幹システムでは、求められる対応も同じではありません。「絶対に止まらないシステム」を目指すのではなく、自社にとって必要な水準を整理し、それに応じた運用方法を検討することが大切です。

 

分からないことも含めて相談する

システム開発会社へ相談する際に、専門用語を使って説明する必要はありません。むしろ、技術的な方法を先に決めるのではなく、「現在何に困っているのか」「どうしたいのか」を具体的に伝えることが重要です。

例えば、

「クラウド化したい」

という要望だけではなく、

「現在は社内にあるサーバーでしかシステムを利用できないため、外出先や別拠点からも安全に利用できるようにしたい」

と背景まで伝えることで、目的に合った方法を検討しやすくなります。

また、

「現在のシステムがどのような技術で作られているのか分からない」

「設計書が残っているか分からない」

「保守会社との契約内容が把握できていない」

といったことも、そのまま伝えて問題ありません。

分からない部分を含めて現状を整理し、必要な調査や対応方法をSEと一緒に考えていくことが、システム課題を解決する第一歩となります。

 

下記のチェックリストをぜひお役立てください。

 

 

11.まとめ:SEはシステムの開発から保守・運用まで企業のITを支える

SEの業務は、プログラムを作ってシステムを完成させることだけではありません。システム開発では、顧客の業務や課題をヒアリングし、必要な要件を整理したうえで設計・開発・テストを行います。本番稼働後には、不具合への対応や機能改善などを行う保守業務があり、システムを安定して利用するためには運用も欠かせません。それぞれの役割は異なりますが、開発・保守・運用は独立したものではなく、一つのシステムを長期間利用していくためにつながっています。開発段階で将来の保守を考慮しておけば、機能追加や改修にも対応しやすくなります。また、保守を通じてシステムの構成や業務への理解を深めることで、将来的な改善や再構築についても検討しやすくなるでしょう。

 

企業におけるシステムの重要性が高まるほど、SEには技術力だけでなく、業務理解やコミュニケーション、問題解決、将来を見据えた提案など、幅広い能力が求められます。発注者側にとっても、「開発会社へ依頼して完成すれば終わり」と考えるのではなく、

 

・導入後は誰が保守するのか
・障害が発生したときは誰が対応するのか
・システムに関する情報をどのように残すのか
・業務の変化に合わせてどのように改善していくのか

 

まで考えておくことが大切です。

特に長年利用しているシステムでは、担当者の退職や技術の老朽化、ドキュメント不足などによって、保守を継続することが難しくなる場合があります。現在は問題なく利用できていても、将来にわたって維持できる状態になっているかを定期的に確認しておくとよいでしょう。システムを企業の業務基盤として長く活用していくためには、開発・保守・運用を一連のライフサイクルとして捉え、適切な体制を整えていくことが重要です。

 

 

12.システム開発・再構築・保守に関するご相談はエイ・エヌ・エスへ

 

 

エイ・エヌ・エスでは、企業の業務に合わせたオーダーメイドの基幹システム開発をはじめ、既存システムの再構築や保守など、企業のシステム活用を支援しています。

 

システムに関する課題は、企業によってさまざまです。

「現在の業務に合ったシステムを新しく開発したい」というケースもあれば、

「長年使っているシステムが古くなってきた」

「現在のシステムを改修しながら使い続けるべきか、再構築するべきか判断できない」

「これまで保守を担当していた会社や担当者から保守を引き継ぎたい」

といった課題が生じることもあります。

システムは企業の業務と密接に関係しているため、技術だけを見て判断するのではなく、現在の業務やシステムの状況、今後実現したいことを整理したうえで対応方法を検討することが重要です。

 

エイ・エヌ・エスでは、オーダーメイドのシステム開発に加え、既存システムの再構築や保守引継ぎなど、それぞれの状況に応じた支援を行っています。「何から整理すればよいか分からない」という段階でも、まずは現在抱えている課題からご相談ください。システムの新規開発だけでなく、既存システムを今後どのように維持・改善していくかも含め、企業のIT活用を長期的な視点から支援します。

 

・IT-Trust
オーダーメイドの基幹システム開発を通じて、企業の業務や課題に合わせたシステム導入を支援します。
https://www.ans-net.co.jp/

・システム再構築サービス
既存システムの老朽化や業務とのミスマッチなどを見直し、現在の業務に合わせたシステムへの再構築を支援します。
https://www.ans-net.co.jp/lp/rebuilding/

・保守引継ぎサービス
既存のシステムについて、現在の保守体制を継続することが難しくなった企業の保守引継ぎを支援します。
https://www.ans-net.co.jp/lp/maintenance/

・IT相談サービス
システムやITに関する課題について、検討段階から相談できます。
https://www.ans-net.co.jp/it-advice/

 

システムは、開発して終わりではありません。業務の変化に合わせて適切に保守・改善し、安定して利用できる環境を維持していくことで、企業の業務を長期的に支えるIT基盤となります。

エイ・エヌ・エスでは、システムの開発から再構築、保守まで、企業が抱えるさまざまなIT課題に対応しています。システム開発や既存システムの保守・見直しでお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

執筆者
株式会社エイ・エヌ・エス 常務取締役
システムインテグレーション事業部 第1グループ長 プロジェクトマネージャー
H.W
1989年、株式会社エイ・エヌ・エスに入社。入社後、SEとしての技術力と営業力を磨き、多くのプロジェクトに参画。要件定義から設計・開発、運用まで、上流から下流工程を幅広く経験する。現在はプロジェクトマネージャーとして、大規模プロジェクトを数多く成功に導く。「システムの導入効果を最大限感じてもらうこと」をモットーに、顧客特性に応じた最適なシステム提案を心がけている。

お客様の業界・課題に合った事例や支援内容も個別にご提案可能です。
まずはお気軽にご連絡ください。

「システム開発・保守・運用とは?SEの業務内容とそれぞれの違いを解説」に関連する記事

DXの推進を実現させるオーダーメイドの業務システム開発

DXの推進に求められている現代において
必要不可欠な”システム”業務に合った
最適なオーダーメイドのシステムを導入することで、
DX推進を支援します。