
システムの内製化が進む理由とは?
◆今、システム開発は内製化に舵が切られている?

多くの日本企業は、社内システムをシステム開発ベンダーに委託する流れが一般的でした。システムについては専門のITベンダーに任せて、自社では本業に専念した方が効率的と考えられていたからでしょう。しかし今、多くの大手企業がシステム開発を自社内で行うシステム内製化へ舵を切っています。その理由はどこにあるのでしょうか。
まずひとつに、ITの重要性が急激に高まったことにより、本業にITを取り入れる必要があることが背景として考えられます。例えば、店舗を構えて接客を通じた販売で利益を上げることが当たり前だったアパレル企業も、市場や需要の変化によってその手段を丸ごと変え、店舗を縮小し、ECサイト上での販売強化が必要不可欠な時代です。次に、昨今で相次ぐシステム障害も内製化が進む要因となっています。外部のITベンダーに依頼している場合、連絡の遅れや対応の遅延が発生しやすく、どうしても柔軟な対応が困難となるケースが散見されています。システムを内製していれば、外部ベンダーと比較すると柔軟な対応が実現できるでしょう。
このような背景によって、内製化へと舵を切る大手企業にとってはそのメリットが色濃くなっているといえます。
◆内製化のメリットとデメリット

ひとえに内製化といっても、簡単に舵をきれるものではありません。自社にIT人材を育成または雇用し、組織として体制も構築しなければなりません。体力のある大手企業は舵を切れても、中小企業が実現のために動き出せるかといわれると難しいのではないでしょうか。
そこで、内製化のメリットとデメリットを上げてみましょう。
【メリット】
・最短期間でのシステム開発が実現
・柔軟なシステム開発や改修が可能
・社内にシステムの仕様やノウハウが蓄積する
【デメリット】
・システムの品質やクオリティが劣る
・人的リソースの確保と維持
・システム担当者の離職リスク
メリットとデメリットを比較してみると、自社内でのシステム開発体制の維持やIT人員確保が鍵となることが分かります。開発時に何とかリソースを確保して開発したものの、のちに担当者が離職し、体制の維持ができずにシステムがブラックボックス化してしまうということも十分に予想できます。内製化がうまくいけば外注よりもはるかに良いということがわかりますが、そこまで到達するまでの壁が高いというべきでしょうか。自社内に自社専用のITベンダーを一から作ると考えると、その難易度が想定しやすいかもしれません。
◆IT活用やシステム開発についてご相談ください!

エイ・エヌ・エスは、オーダーメイドの基幹システム開発を主軸に、創業以来30年以上、多くのシステム関連サービスを提供しております。オーダーメイドのシステム開発や既存システムの再構築を主軸に事業を展開し、システム開発と合わせてインフラ管理・提案も行っています。また、ブラックボックス化したシステムの保守引継ぎや生産性向上・業務効率化のためのデザイン刷新、アプリ開発など、新しいビジネス展開のご支援やIT化やDX推進のための一歩を支援しています。
また、内製化を見据えたシステム開発を検討したいという企業様の相談に応じることも可能です。まずは検討段階、情報収集においても、お気軽にご連絡・お問合せください。
・IT-Trust (オーダーメイドのシステム導入で企業のDX推進を支援)
https://www.ans-net.co.jp/
・システム再構築(業務時間を削減し、生産性向上を支援するシステム再提案が可能)
https://www.ans-net.co.jp/lp/rebuilding/
・保守引継ぎサービス(最短1ヶ月でシステム保守の引継ぎが可能)
https://www.ans-net.co.jp/lp/maintenance/
・IT相談サービス(企業様が抱えるITに関するお悩み・ご相談を無料で受付)
https://www.ans-net.co.jp/it-advice/
・内製化支援サービス(システム開発の内製」を支援し、DX(デジタル変革)推進)
https://www.ans-net.co.jp/lp/insourcing/
・Innovation Design Labo (IT活用で企業の業務改革をデザインし、支援する)
https://innovation-design-lab.com/
「システムの内製化が進む理由とは?」に関連する記事

2025.12.23
システム開発におけるウォーターフォールを解説:工程ごとの特徴と他手法との比較も
ウォーターフォール開発は、システム開発の中でも伝統的で多くの大型プロジェクトに採用されてきた手法です。本記事では、ウォーターフォールの各工程を詳しく解説し、アジャイルなど他の開発手法との違いもわかりやすく紹 […]
- #システム開発工程
- #基幹システム・Webシステム開発

2025.12.11
システム開発トラブルの原因と事例徹底解説!失敗回避と法的対応のポイント
システム開発におけるトラブルは、遅延や予算超過、仕様の齟齬、さらには運用段階での障害など多岐にわたります。本記事では、トラブル発生の原因から具体的な事例までをわかりやすく紹介するとともに、発注者や開発者が取 […]
- #基幹システム・Webシステム開発

2025.12.02
システム開発を依頼するなら押さえたい!依頼書作成から費用・流れを解説
システム開発を外部に依頼する際、適切な準備と知識がなければコストや納期、品質で失敗するリスクが高まります。本記事では、依頼書の作成から全体の進行フロー、費用相場、開発手法の選び方、そして発注先の探し方まで、 […]
- #IT化推進
- #システム開発工程
- #基幹システム・Webシステム開発

2025.11.27
システム開発の相場を徹底解説|単価から費用管理・外注のポイントまで
システム開発の費用相場と単価の基礎知識 システム開発を外注する際、最も気になるのが費用の相場や内訳です。費用が不透明だと予算オーバーのリスクや開発の進行トラブルも招きやすくなります。本記事では、システム開発 […]
- #システム再構築
- #基幹システム・Webシステム開発

2025.10.17
システム開発におけるV字モデルとは?概要やメリット、他のモデルについても解説
システム開発にはさまざまな工程や手法があり、その中でもV字モデルは多くの現場で活用されています。 効率的かつ品質の高い開発を目指す方にとって、どのような開発モデルを選ぶかは重要なポイントです。 […]
- #IT関連情報
- #システム開発工程
- #基幹システム・Webシステム開発

2025.08.25
【2025年最新版】システム開発には補助金・助成金の活用を!
業務効率化や顧客満足度向上がカギとなっている今「新しくシステムを導入したい」「今のシステムを刷新してより生産性の向上に努めたい」という企業が多くなっています。しかしながら、システムの開発や再構築には多額の費用がかかるため […]
- #システム再構築
- #助成金・補助金
- #基幹システム・Webシステム開発
- #生産性向上

2025.07.25
ローコード・ノーコードでは解決できない、オーダーメイド開発という選択肢
DX(デジタルトランスフォーメーション)への関心が高まる中、ローコード・ノーコード開発ツールの普及が加速しています。 「現場主導でアプリが作れる」「開発コストや期間を削減できる」といった利点から、業種業態を問わずさまざま […]
- #DX(デジタルトランスフォーメーション)
- #IT化推進

2025.06.25
レガシーシステムはなぜなくならない?使い続けるリスクを解説
DXの最大の障害とされるのがレガシーシステムです。 企業がITシステムの導入に取り掛かったのは、今に始まったことではなく、中には1980年代ごろから導入しているケースもあります。そのような中で、最先端を進ん […]
- #DX(デジタルトランスフォーメーション)
- #IT化推進
- #システム再構築
- #基幹システム・Webシステム開発

2025.05.21
突然の“保守打ち切り”がもたらすリスクと、備えるべき選択肢
近年、開発会社の倒産やエンジニアの流出により、システムの保守が継続できなくなるケースが相次いでいます。 特に、企業の業務を支える基幹システムが「孤児化」する事態は、業務継続に深刻な影響を及ぼします。 本コラムでは、システ […]
- #システム保守
- #基幹システム・Webシステム開発
- #業務効率化
- #生産性向上
2025.02.25
業務効率化にはシステム導入が鍵!最適な業務システム選定のポイントとは?
近年、日本企業が直面している大きな課題の一つに「人手不足」があります。少子高齢化の進行に伴い、労働力の確保がますます難しくなることが予想される中、企業にとって最優先で取り組むべき課題は「業務効率化」です。効 […]
- #IT化推進
- #UIUXデザイン
- #基幹システム・Webシステム開発
- #業務効率化

