デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の取り組み
2020.09.03
◆ デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?
経済産業省は、2018年5月に「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」を設置し、デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドラインを取りまとめました。経済産業省でも推進しているデジタルトランスフォーメーションとは、どのようなものなのでしょうか。
デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)とは、完結に言えば、IT・デジタル技術によって事業を根本的により良いものに“変革”することを意味します。それは企業がめまぐるしいビジネス環境の変化に対応し、データやIT・デジタル技術を活用した新たなビジネス形態を実現することを示します。
IT技術の活用は日々進化していますが、デジタルトランスフォーメーションを実現した具体的な例としては、以下のようなサービスや事業があります。
・自動車や自転車のシェアリング、飲食店や映画館のサブスクリプション
→個々人がモノを所有するのではなく、レンタルやシェアの文化が定着しつつあります。
・家電のデジタル化
→外出先からスマートフォンで操作することで利便性が格段に向上しています。
・インターネットを利用し、買い手と売り手を繋ぐ事業
→配車や料理配達サービスは、急速に需要が拡大しています。
現時点では、上記のようなサービスは主に企業単位で展開されていますが、将来的に社会全体でデジタルトランスフォーメーションが進めば、全体の視点から見て社会が最適なものに変化すると考えられているようです。
◆デジタルトランスフォーメーション(DX)をビジネスで実現する
デジタルトランスフォーメーションを実際にビジネスで実現させるためには、まず何から考えるべきでしょうか。
前述でも記載したとおり、デジタルトランスフォーメーションは、IT・デジタル技術によって事業の根本的により良いものに“変革”することを意味します。まず大枠の課題・目標として挙げられるのは以下の3つです。
・現行の業務を見直し、企業の在り方や働き方を見直す
・今までにないビジネスモデルやサービスを展開する
・業務フローを再構築して、生産性向上やコスト削減を目指す
IT・デジタル技術の進化やアフターコロナ時代に向けた変化に伴い、事業の見直しやこれまでとは全く異なるビジネスモデルを展開していく企業が増えています。
デジタルトランスフォーメーションを導入するための取り組みの中には、事業の基盤となるシステムの構築が挙げられます。現行の業務を見直すためには、ブラックボックス化や業務に沿った運用ができていないシステムを再構築し、システム開発や運用の過程を見直す環境整備が必要です。
クラウド化、AI、IoT、5Gなど、デジタルトランスフォーメーションの軸となるIT・デジタル技術は、多くの分野において活用が期待されています。
◆デジタルトランスフォーメーションの第一歩
コロナ時代の到来もあり、当たり前が当たり前ではなかったと実感している今、IT・デジタル化に取り組むタイミングなのかもしれません。
デジタルトランスフォーメーションは、簡単に実現できるものではなく、まずは、企業全体で取り組む戦略や体制を整えることが重要です。エイ・エヌ・エスは、業務の見直しによるオーダーメイドのシステム開発や再構築、生産性向上のためのデザイン刷新等、デジタルトランスフォーメーション推進のための一歩を支援致します。まずは検討段階、情報収集においても、お気軽にご連絡・お問合せください。
・IT-Trust (オーダーメイドのシステム導入で実現する在宅勤務・テレワーク対応)
→https://ans-net.co.jp/
・Innovation Design Labo (IT活用で企業の業務改革をデザインし、支援する)
→https://innovation-design-lab.com/
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