DXを推進させる基幹システムとは
2020.10.29
◆ DXが進む鍵と基幹システムの関連性とは
DX=デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)とは、完結に言えば、IT・デジタル技術によって事業を根本的により良いものに“変革”することを意味します。【デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の取り組み】でも、詳しく記載しておりますのでご覧ください。
クラウド、IoT、AIなど、ITの新たな技術の実現が広がる中、現代においては、そのような技術を利用してどのようにビジネスに生かしていくかが求められています。
しかし、実際のところ、ブラックボックス化・老朽化・複雑化した既存システムによって、デジタル化が進まない企業が多いのが実情です。そのため、ただDXを推進するために新たなIT製品導入を検討するというのではなく、まずはデジタル化に合わせて業務を見直すことが重要ではないでしょうか。
◆最新技術を取り入れたIT活用は実現されている?
IT需要が高まる中、IT企業のほとんどが“顧客企業の既存システムの維持に工数がかけられている”と推測されています。新たな技術やデジタル化を推進させたいという国の政策や世論があるにも関わらず、現場は追いついていないといった状態に見受けられます。
既存システムの維持をするということは、古くなるシステムを無理やり維持していくこととなり、対応するエンジニアや既存システムを抱える企業のシステム担当者に、新たな技術や業務フローの刷新など、最新技術に対応できるスキルの向上や時代に合わせた業務効率化を検討するための機会に恵まれません。
そういった側面から見ても、DX推進を検討するにあたり、まずは既存システムをデジタル化に対応した形へと見直していくことが不可欠といえます。その上で、企業の保持するデータを最適化し、最大限活用していくことが鍵となります。
基幹システムを単に開発・導入するというのではなく、目的を重点に置き、システムの導入によって新たな働き方への対応やサービスの展開などの価値となる“効果・メリット”の基盤を導入すると考えてみると良いかもしれません。
◆デジタルトランスフォーメーションの第一歩
コロナ時代の到来もあり、当たり前が当たり前ではなかったと実感している今、IT・デジタル化に取り組むタイミングなのかもしれません。
デジタルトランスフォーメーションは、簡単に実現できるものではなく、まずは、企業全体で取り組む戦略や体制を整えることが重要です。エイ・エヌ・エスは、業務の見直しによるオーダーメイドのシステム開発や再構築、生産性向上のためのデザイン刷新等、デジタルトランスフォーメーション推進のための一歩を支援致します。
まずは検討段階、情報収集においても、お気軽にご連絡・お問合せください。
・IT-Trust (オーダーメイドのシステム導入で実現する在宅勤務・テレワーク対応)
https://ans-net.co.jp/
・Innovation Design Labo (IT活用で企業の業務改革をデザインし、支援する)
https://innovation-design-lab.com/
基幹システムの再構築が必要な理由
◆基幹システムの再構築にある背景 “2025年の壁”を目前に、基幹システムの再構築について着手し始めている企業も多いのではないでしょうか。システムの再構築を検討するタイミングとしては、利用している基幹システムの老朽化や時 …IT需要拡大とIT人材不足の背景
◆なぜIT人材が不足する? 企業がDXの推進を求められている今、IT業界の市場は拡大しています。そんな中で必要となるIT人材。昨今ではIT人材の不足が急加速しており、経済産業省は2030年には最大で79万人のIT人材が不 …【業務システム】現場担当者と経営者が求めるものの違いとは?
◆現場担当者が求めるシステムとは? 新たにシステム開発を検討する際、企業は何を軸にプロジェクトをすすめるべきなのでしょう。 システム開発のプロジェクトは、実際にシステムを使うことになる現場担当者の協力は必要不可欠です。い …【中小企業様向け】はじめてのシステム導入 ポイント
◆システム導入前に考えておくべこととは? DXの推進、2025年の崖、インボイス制度や電子帳簿保存法の対応など、ビジネスにITは必要不可欠となっています。 中小企業のシステム導入が加速している中、業務システムの導入を検討 …システム導入の失敗とは?
◆システム導入で失敗する原因は? 大きな目的として業務効率化のために導入するシステム。しかし、残念ながらシステム導入に失敗してしまう企業もあります。どのシステムにおいても、コストをかけて導入を決めるわけですから、慎重に導 …企業のIT課題解決の考え方
◆企業が抱える課題は自社で解決できるのか? IT導入の必要性は認識していても、実際にどこから検討をはじめればよいか分からないといった悩みを多く耳にします。 “現場から課題の声は上がるが、どのように解決すべきか分からない” …システム導入のスケジュールについて
◆システム導入までに想定しておくべきスケジュール スクラッチ型のシステム導入を検討する時、導入までのスケジュールを立てておく必要があると思います。しかし、一般的に導入までにどのくらいの期間が必要なのか分からず、予定が立て …システム開発の失敗、その原因は?
◆システム開発でよくある失敗とは? IT活用が一般的になり、各企業はシステムによって生産性向上や業務効率化を実現させようとしています。しかし、多額のシステム開発費用を投資しても、システム開発の失敗は往々にして起こり得ます …システム開発の上流工程について
◆上流工程について知る システムは、要件定義や設計、開発、テスト等、各工程を経て作り上げられます。その中で主に要件定義と設計に関する“上流工程”と言われる工程についてみていきます。 日本ではよく、「ウォーターフォール型」 …Visual Basic 6.0(VB6)のシステム移行が必要な理由
◆Visual Basic 6.0(VB6.0)のシステム 現在でも、VB6.0で開発された業務システムを利用している企業は多いのではないでしょうか。メンテナンスや機能改修を加えて利用し続けているというケースも少なくない …
CONTACT US
“デキたらいいな” をご相談ください。
経験豊富なプロジェクトマネージャーが
回答します。