新型コロナウィルス感染拡大から学ぶ今後のITの在り方
2020.04.03
◆コロナウィルス感染拡大の影響
新型コロナウイルスの感染拡大による被害や影響はとても大きいものになっています。
感染拡大を抑えるため、日本政府が小中高校に臨時休校を要請した日から約1ヶ月が経過し、未だに終わりの見えない不安がある一方で、オンライン会議やオンライン学習への関心が急速に高まっています。ITを駆使することが、今起きている課題を解決する手助けになっているようです。
新型コロナウィルスによってテレワークやオンライン学習をせざるを得なくなる状態に陥っている組織が多い中、時間や場所にとらわれない働き方や学習方法に対する環境設備構築は、今後、各企業が導入を検討すべき課題となりそうです。
◆ITを活用した業務に切り替える
前述で述べた通り、オンライン会議やオンライン学習だけではなく、オンライン医療などさまざまな業種でIT化が進み、当たり前の形になっているビジネスに変革が求められています。IT企業は、提供できるサービスやノウハウと、IT導入によってどのようなメリットがあるのかを発信していく必要があると思います。その中で、システムを導入することで業務効率化や状況変化への柔軟な対応を実現させることが重要になってくるのではないでしょうか。
例えば、紙の扱いをなくし、オンライン上で完結するようなシステムを導入した業務フローに切り替える、また、オンライン上での販売戦略や管理システムを強化するなどの対策が考えられます。今後の働き方を考慮すると、テレワークにも対応できる勤怠管理システムや業務管理システムの導入も有効です。今の時代、オンライン上で完結する仕事の仕方が可能な時代になっているのです。
◆有効なシステム導入のために
システム導入・活用を検討する際、自社はIT活用に対してどの段階に位置しているか、まずは何を実現させるべきかを明確にすることが重要です。
経営者層を中心に検討を重ね、現代において、自社業務の運用は適正か考えてみましょう。
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