企業のIT基盤強化の実現
2020.12.24
◆ITスキルの向上が鍵
コロナ禍におけるITの需要拡大については、前回のコラムにて記載しましたが、企業運営に着目すると、これまで以上にITが必要不可欠になると予想されます。そんな中、IT部門の在り方にも変化が求められるのではないでしょうか。
一般的に、業務改善や効率化のための新しいツールやシステム導入の意見や要望は、IT部門・情報システム部門に寄せられます。今年でいえば、オンライン会議用のツールなどは優先的に導入を進めた企業が多いと思います。しかし、各部門のそれぞれの業務フローはテレワークやリモートワークによって変化しているにも関わらず、業務の効率化やリモート環境でセキュリティに考慮したシステム導入などについては、未だ後回しになっているのが実情のようです。デジタル化やシステム導入が必要不可欠になっても、いきなりIT部門や情報システム部の担当者や知見がある方が増えるわけではありません。そのため、各自がある程度のITスキルの知識を持つことが求められるようになると言われています。
◆IT投資が企業基盤を強化する
企業の継続や基盤強化のため、高まる需要に対し、今後ますますIT投資が重要になることは間違いありません。ただし、IT部門だけでなく、企業全体のITスキルを向上させて、経営者が先導してシステム導入やデジタル化を推進することが必要です。オンライン会議ツールの活用にようやく慣れてきた今、次フェーズは今後社内でどのようにITを活用していくのか、効率化をはかりたいか、方針を決めるタイミングといえそうです。
例えば、基幹システムをWeb上で利用できるように再構築することで、インターネットが接続できれば場所を選ばずに作業が可能になります。手動で行っていた業務プロセスは、自動化することで、業務効率化および人的ミスの削減を実現できます。
IT投資が必要とはいえ、ただやみくもにシステムを導入しても、管理できなければ、逆に二重入力などの手間が増え活用ができません。基幹システムで情報を一元管理し、正確な情報の取得と運用のしやすさを追求することが理想です。
お伝えしている通り、このコロナ禍を境にIT投資を進めた企業は、生産性が向上し、市場から高く評価されるようになると推測されています。ここでのIT投資の踏み込み方で、存続する企業とそうでない企業の差がつくと言われています。
◆基幹システム開発・導入支援
先の見えないコロナ禍で事業を継続するためには、今こそIT投資が必要なのではないでしょうか。投資や消費を控えるのではなく、将来を見越して投資を判断すべき時期に来ているかもしれません。
アナログな業務のデジタル化、テレワークやリモートで対応できる事業転換等、課題を抱え、今まさにシステム導入を検討したいとお考えの企業は多いと思います。エイ・エヌ・エスは、業務の見直しによるオーダーメイドのシステム開発や再構築、生産性向上・業務効率化のためのデザイン刷新等、デジタル化やデジタルトランスフォーメーション推進のための一歩を支援致します。
まずは検討段階、情報収集においても、お気軽にご連絡・お問合せください。
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