デジタル時代のコミュニケーションのあり方
2021.04.22
◆今、変革するコミュニケーションのあり方
この1年で、私たちの中でコミュニケーションという概念が大きく変わりました。
ビジネス面でいえば、対面が当たり前だった打ち合わせや会議はオンラインを軸に実施するようになり、リモートの効率の良さを感じた業種はオフィスを不要と位置付けました。
プライベートでも、エンターテイメントや各イベントは、のきなみオンライン配信になり、ネットショッピングのサービス拡充したこともあり、買い物はリアル店舗を利用する機会は減少しています。
接触することが良しとされない時代に、デジタルツールが私たちに与えてくれたメリットは計り知れません。物理的に会えない相手と画面越しに会って話ができることは、現代でなければ実現できなかったと思います。反対に、やはり対面でないと難しいと分かったこともあるのではないでしょうか。デジタルツールで言葉や文字を伝達したり、相手の状態を視覚的に確認することはできますが、感情や思考の共有は難しいという声が上がっています。
今後、デジタルをデフォルトにしていくべきコミュニケーションと、デジタルに不向きなコミュニケーションがあるということを理解した上で、順応していく必要がありそうです。
◆円滑にコミュニケーションをはかるために
会社組織においては、目的に合わせたコミュニケーションの取り方を選択するべきです。
例えば、定型的な報告や会議、流れがある程度決まっているような打合せ等は、総合的に見てオンラインの方が効率的と感じる場合が多いかもしれません。アイデアや意見の収集を目的としたブレーンストーミングのような会議であれば、自由に意見を出し合うような場の雰囲気や空気間が重要となるため、対面で実施する方が向いているといえます。
また、テキストによるコミュニケーションも上手に使いこなすことで、円滑なコミュニケーションに近づけたいところです。現在では一般的に浸透しているサービスも多いため、利用することに抵抗を感じる世代が少なくなっています。
テキストコミュニケーションは、選定するワードや伝えるタイミングを工夫すれば、単体でも立派なコミュニケーションツールになります。また、顧客や取引先、上司・同僚・部下など立場の違うそれぞれに適したツールを利用することも重要です。様々な利便性の高いオンラインツールやSNSが提供されていても、電話とメールがなくならないのは、やはり信頼関係の構築に影響する堅実なイメージが根強いからかもしれません。
デジタルツールを使えばすべてのコミュニケーションに問題はない、とは言えませんし、対面でなければコミュニケーションは成り立たない、とも思いません。
あくまで円滑なコミュニケーションをはかるためには、それぞれのメリット・デメリットを認識し、適切なコミュニケーション方法を選択し、丁寧に上手に使うことが求められるのではないでしょうか。
◆デジタルツールで効率良く業務を遂行するなら
コミュニケーションの精度が高まれば、仕事の精度は上がります。生産性を下げる理由の多くは、作業スピードの遅さではなく、伝達ミスや業務過多によるものと言われています。いずれもきちんとコミュニケーションが取れていれば生産性を下げずに済むと思います。
オンラインでコミュニケーションを取る際、デジタルツールの導入は必要不可欠です。また、リモートで業務を推進していく場合は、業務のシステム化も必要となります。
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